金井税務会計事務所

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古典から学ぶ経営の極意

土曜日, 6月 20, 2015

  今から約2500年前、孫武という将軍によってまとめられた兵法の古典が「孫子」であることはご承知のとおりです。誰でも知っている「孫子」ですが、知りすぎるがゆえに深く掘り下げることなく知識として理解している人が多数です。

  「孫子」は、始計篇から始まり用間篇まで13篇で構成されています。この中で、現代の経営にとって最も基本である経営戦略を説いたものが軍形編に載っています。

 軍形編 「孫子」曰く  勝兵は先ず勝ちてしかる後に戦いを求め、敗兵は先ず戦いてしかる後に勝ちを求む。

  解説するまでもありませんが、「優秀な将軍は戦う前に、勝つための目的と目的を達成するための具体的な対策を講じてから始める。ダメ将軍は、何の対策も打たずに戦いを挑み、戦況を見ながら勝利を期待する。」と言う意味です。約2500年前に「孫子」は、戦略と戦術の重要性を見抜いていたのです。

 皆様はどちらの将軍を支持しますか。また、どちらのタイプに近いでしょうか。

  さて、今日、経営方針の策定と経営計画の実践が経営にとって不可欠あると言われ、あまりにも当たり前になりすぎ、具体的に実行している経営者は結構少ないのが現状ではないでしょうか。

  皆様は、「脳力開発」で言うところの「脳」の働きをご存知でしょう。「脳」の最大の特徴は、方針が決まらないと働かない性質を持っていることです。逆に言えば、方針が決まると24時間フルタイムで方針達成のために全力投球する性質を備えているのです。

  事務所では、以前から経営理念の策定と経営計画の実践を推薦して参りました。これは持って生まれた「140億個の脳細胞」をフル活用させ、事業を安全経営に導くための最強の手段と考えているからです。「経営理念」は、社長の思いを文章にしたものです。「経営計画」は、この経営理念を達成するための具体的対策を織り込んだものになります。

  先ず、長期の事業構想に始まり、これを実現するための利益計画、利益計画を達成するための資金計画、利益計画を達成するための設備投資計画、要員計画等を大雑把にメモ書きします。これを5年から7年の長期にわたって展開します。ここまで到達できたら、「脳」は達成のためにフル回転を始めます。この過程を社員と共有出来れば、社員教育は完璧となります。目標に向かって一致団結。  これが経営の理想像であり。最強の軍団の誕生です。今こそ「孫子」の教訓を活かそうではありませんか。

 経営計画等支援機関の認定を受けている当事務所では、「孫子」の夢を実現するための体勢が整っています。

テーマ: 経営