金井税務会計事務所

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孫子の兵法とSWOT分析

金曜日, 7月 19, 2013
 「孫子の兵法」は今から2,500年前の中国春秋時代の作とされ、古今東西の兵法書のうち最も著名なものの一つである事はご承知のとおりです。
  その中でも人口に膾炙された言葉として、「謀攻編」の「孫子曰く、彼を知り己を知れば、百戦して危うからず。彼を知らずして己を知れば一度は勝ち一度は負ける。彼を知らず己を知らざれば、戦う毎に必ず負ける。」が特に有名です。
 「孫子の兵法」は今日の企業経営の指針として多くの支持を受けています。孫子が現代に甦り、経営指南したらどのように展開されるか考えてみましょう。
 事業を経営するにあたり最も重要なことは、「どのような分野で、どのような戦い方をして勝つか」です。
 これが我が社の事業領域の明確化と言います。事業領域を決めたら、次は事業を行うために必要な情報の収集です。
1.その事業の外部環境はどうなっているのか
2.競合他社はどのような会社があるのか  
3.内部環境はどうなっているのか  
について情報を整理して、次にSWOT 分析により現状把握を行います。 SWOT分析とは、自己分析を行う為の有用な分析方法です。これは外部環境(敵を知る)と自分の特性(我を知る)を4つの分野に区分して自己分析を客観的に行う方法として高い評価を得ています。

Sは我が社の強み(strength)                                          我が社が他社より優れているもの、勝てるもの、得意分野について考えます。 

Wは我が社の弱み(weakness)                                        我が社の弱味について他社より劣っているもの、負けているもの、苦手なものについて分析します。    

Oは我が社の機会(opportunity)                                         我が社を取り巻く外部環境について有利なもの、安全なもの、役立つものについて検討します。

Tは我が社の脅威(threat)                                           我が社を取り巻く外部環境について不利なもの、危険なもの、負担増等について検討します。

「孫子の兵法」を現代に応用するには、SWOT分析が有効です。   今日、アベノミクスで景気拡大に大きな期待が持たれていますが、これに過剰に依存すると「人頼りの姿勢」となってしまい、結果はうまくいきません。   どんな環境の下でも、経営者はSWOTで現状を分析しつつ、将来の事業計画についてSWOTを活用して「安全経営」を行うべきでしょう。   自分が主体的に行動することによって、外部環境である政府の成長戦略を効果的に活用することが出来るのです。

テーマ: 経営