金井税務会計事務所

Kanai Tax Accounting Office

  1. ホーム  >
  2. 事務所通信  >
  3. 月別一覧  >

« 12月 2012 | Main | 6月 2012 »

ランチェスター戦略の事例研究

火曜日, 11月 20, 2012
 平成22年12月号で、ランチェスター法則の概要を紹介しました。タイトルは『中小・零細企業だからこそ「経営理念」が必要なのです』でした。
  ここで、ランチェスターの研究は中小・零細企業にとって不可欠である事を理解出来たと存じます。しかし、理論は知っても我が社の応用となるといまいちだと考えている経営者も多いようです。中には全く無関心で猪突猛進型の方もいます。これでは今日の厳しい経営環境を生き抜くことは困難です。
  ランチェスター戦略で特に有名なのはご存知「弱者の戦略」です。中小・零細企業は常に弱者の立場を余儀なくされていますから、生き抜くためには徹底した研究と実践が求められるのです。
具体的な対策として、
 第一は、徹底した差別化を図ることです。
 第二は、一点集中主義に徹することです。
 第三は、局地戦に持ち込むことです。
 第四は、接近戦に持ち込むことです。
 「何だ、そんなことは既に常識で知っているよ。」と言う経営者もいるでしょう。しかし、知っていても実践に移さなければ単なる知識に過ぎません。

具体例を紹介します。

 「豆吉本舗」という豆菓子専門店をご存知ですか?京都に本店があり。現在16店舗を展開している小さなお店です。   お店の経営理念は、以下の思いで表現されています。引用します。

  「豊かな心、豆心」、「豊」と言う字は一粒の豆から曲がりなりにも力強く芽が伸びる姿から生まれました。雨が降っても、風が吹いても、ただひたすら上へ上へと伸びていく、、、「豊かな心」とは、大地にしっかり根を張り、逆境にあっても、ひたすら上へ上へと伸びる力強さ。豆のように角を立てず、豆のように強く、豊かな心、豆心。 お店の定義付けは、以下に紹介します。  500年以前の京都、禅僧が中国から持ち帰った砂糖を使い、炒り豆に乾葉を絡ませて創ったのが「五色豆」です。   そこには陰陽五行説に基づく深い思想と祈りが込められています。私達は古来より関わりの深い「豆」をテーマに新たな豆菓子文化を創造し、皆さんの生活の中で美味しい豊かさを提案していきます。  どうですか、この経営理念と定義づけ。   三年前に松本市内で間口2㍍弱、一坪ほどの店内にあらゆる豆菓子がぎっしり並べられている「豆吉本舗」が開店。好みの豆菓子は抜群の味で後を引きます。若者が結構来店し、三人くらいで店内は満員となるくらいの狭さです。専門店の商品の絞り込みについて参考になります。 豆菓子に特化した一点集中の局地戦による接客方法は、正にランチェスターの法則応用と言えます。  住所 松本市中央2-1-18  電話35-1215 応用は身近な所に転がっています。アンテナを高くして、試行錯誤しながら実践しましょう。

テーマ: 経営