金井税務会計事務所

Kanai Tax Accounting Office

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いつやるの?今でしょ!

金曜日, 12月 20, 2013

 日経ビジネス10月21号で「親の危ない遺産10」と言うタイトルで、相続後のトラブルについての特集が組まれていました。   既にご承知の方も多いと思われますが、以下に概略を書きます。該当する項目がある場合は担当者又は事務所までご相談下さい。

1.賃貸用アパート ・・・学校移転で節税対策が裏目に      

相続税対策で安易にアパートやマンションを建てていないか。学校が移転してしまい空き家が多くローン負担だけが残る。  

2.境界線が曖昧な土地・・・30年以上売買がない場合は要注意      

相続の際に専門家による測量をして、隣家との境界線を確認しているか。境界線が曖昧だと土地の有効利用が困難となる。

3.空き家になった実家・・・放置期間が長いほど打つ手がなくなる    

空き家を放置しておくと固定資産税が最大で6倍になる。自治体による解体で費用を負担させられる。  

4.共有名義の不動産・・・不動産相続の禁じ手に注意       

遺産分割がうまくいかず共有名義にしていないか。建て替えや売買にも全員の同意が必要となる。  

5.未相続の山林や土地・・・100人の相続人が出現の場合も       

何代も相続手続きを放置しておくと、相続人の数がふくれあがり収拾がつかなくなる場合もある。  

6.分散した自社株・・・同族会社は要注意          

事業承継者以外に自社株を持つようになると、将来経営に支障を来す恐れもある。  

7.お墓・・・墓地管理料の滞納が招く無縁仏の悲劇            

管理料の不払いが継続すると撤去される場合もある。また寺の檀信徒として責務が重荷になる場合もある。   

8.借金・・・親の借金や連帯保証も相続される            

親が内緒の借金をしていたり、保証人や連帯保証人になっていたことが死後に発覚した。相続放棄の期限3ヶ月を経過してしまったら、支払義務が発生してしまう。  

9.愛人と隠し子・・・年の離れた愛人に書かされていた遺言書                 

今年9月4日、最高裁で婚外子の相続権も法律婚の子と同様である判決が出された。正式な遺言書であれば、よほどの理由がない限り打つ手なしです。  

10. 兄弟がニート・・・遺産を食い潰し更なる要求を        

遺産分割が円満に行われても、兄弟姉妹にニートが居れば、遺産を使い果たした後の悲劇が起きやすいものです。

このようなトラブルは深刻です。万一、起きる可能性があるか、既に起きてしまっている場合は、今すぐ手を打たなければ悲劇は拡大します。

テーマ: 税務