金井税務会計事務所

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松野恵介の「売り方の真髄」について

火曜日, 3月 20, 2018

  マーケティング・コンサルタントの松野恵介氏の「売り方の真髄」という著書があります。この本はマーケティングを通して、実は経営の本質を追究している好著です。その概要を説明しますので、参考にして下さい。

  『先ず、モノを売るより、思いを売ることを考えよ。』『商品より先に自分を売れ。』と言っています。なんだ、そんなことは当たり前で誰でも知っているよ。と言いたいでしょう。自信を持って実行している貴社の業績は、好調のはずです。もし、業績が思うように行かない場合は、次のことを考えて見ましょう。多くの事例では、「お客様第一主義」を掲げて経営をしています。しかし、いつの間にかお客様の要求から遠ざかり「我が社第一主義」に陥っていないでしょうか。

  お客様はモノを通して、別のモノを買っているのです。それに気付いているかどうか、これが根本的に大きな問題なのです。先進国の中で、デフレ経済に苦しんでいる国は日本だけです。モノが溢れ、モノ売りの時代はとっくに終わっています。

  何故、お客様は商品を購入したり、サービスを購入するのか。実は、商品やサービスについている付加価値を求めているからです。例えば、高級な音響機器を購入するのは、臨場感溢れる生演奏の再現を求めているのであり、決して音響機器そのものが欲しいわけではないのです。身近なものとして、車ならどうでしょう。決して車そのものが欲しいわけではなく、。車を所有することによって、快適な空間を独占でき、何時でも何処にでも移動が簡単で、しかも安心・安全でコストパフォーマンスの良いものをそれぞれの価値観に併せています。中には、ステータスを満足させるため外車や高級車を購入するのです。

  だから、どんな付加価値を求めて商品やサービスを購入するかを徹底的に追求することがビジネスの真髄であることに気付きましょう。その為には、お客様に我が社の思いを伝える努力が不可欠です。その思いとは「経営理念」です。 お客様に興味を持ってもらう。お客様に「ありがとう」と言ってもらえる。商品が売れて業績が上がる。 売りたいという思想は、時代遅れです。どれだけ商品やサービスの持っている付加価値を、理解してもらうかにかかっています。我が社のお客様に提供できる付加価値は、何でしょうか。

テーマ: 経営